\Large|x+2|=|2x-5|
「次の方程式を解け。」
「次の方程式を解け。」
このような問題はどのようにして解けばよいでしょうか?
この方程式を解くには絶対値を外さなければなりませんが、絶対値を外したときの結果がどうなるのかがわかりません。なので、まずは絶対値を外したときの結果が変わるxの値を調べる必要があります。
絶対値の外し方が変わるxの範囲を求める
絶対値は|x|の場合
\begin{align*}x<0&のとき\\ |x|&=-x\\[1em]x\geqq0&のとき\\
|x|&=x\end{align*}
のようにxの範囲で絶対値を外したときの結果が変わります。これを数直線で表すと
のようになります。
このように絶対値を含む式は絶対値を外したときの結果が変わるxの値の範囲が重要になります。
なので問題の方程式に対応した絶対値を外したときの結果が変わるxの値の範囲を表す数直線をつくってみます。
そのためには
なので問題の方程式に対応した絶対値を外したときの結果が変わるxの値の範囲を表す数直線をつくってみます。
そのためには
- それぞれの絶対値が0になる条件を調べる。
- それを数直線上に描く。
- 上図のように絶対値の計算結果が変わるxの範囲を考える。
1. 絶対値が0になる条件を調べる
それぞれの絶対値が0になるxの値は
\begin{align*}|x+2|=0\\[0.5em]x+2&=0\\[0.5em]x&=-2\\[1em]|2x-5|=0\\[0.5em]2x-5&=0\\[0.5em]2x&=5\\[0.5em]x&=\frac{5}{2}\end{align*}
となります。
2. 数直線上に描く
3. 絶対値の計算結果が変わるxの範囲を考える
それぞれの絶対値の計算結果が変わるxの範囲を考えると以下のようになります。
\text{(a),(b)}は|x+2|の絶対値を外したときの結果が変わるxの範囲、\text{(c),(d)}は|2x-5|の絶対値を外したときの結果が変わるxの範囲です。
この範囲から2つの絶対値の計算結果の組み合わせとxの範囲は以下のようになります。
これらをもとにして方程式を解きます。
\text{(a)}+\text{(c)}:x<-2のとき
|x+2|=-(x+2),\ |2x-5|=-(2x-5)
\text{(b)}+\text{(c)}:-2\leqq x<\dfrac{5}{2}
|x+2|=x+2,\ |2x-5|=-(2x-5)
\text{(b)}+\text{(d)}:x\geqq\dfrac{5}{2}
|x+2|=x+2,\ |2x-5|=2x-5
xの範囲で場合分け
x<-2のとき
\begin{align*}-(x+2)&=-(2x-5)\\[0.5em]x+2&=2x-5\\[0.5em]x&=7\end{align*}
xの範囲外なので解として不適です。
-2\leqq x<\tfrac{5}{2}のとき
\begin{align*}x+2&=-(2x-5)\\[0.5em]x+2&=-2x+5\\[0.5em]3x&=3\\[0.5em]x&=1\end{align*}
これはxの範囲内にあります。
x\geqq\tfrac{3}{2}のとき
\begin{align*}x+2&=2x-5\\[0.5em]x&=7\end{align*}
これはxの範囲内にあります。
以上より解はx=1,7となります。
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