「次の関数を微分せよ。
(1)
(2)
(3) 」
このような問題はどのように解けばよいでしょうか?
どれも見た目は合成関数なので合成関数の微分で解いてみます。
(1)
となる合成関数なので合成関数の微分
より
ここで、はをべき乗してにするような数のことなので
となります。
となります。したがって、
を先にしてしまえば
のように簡単にすることもできます。
(2)
となる合成関数なので
ここでであることとは定数なのでが1次関数であることに着目すれば
となります。
を先にすれば
のようにシンプルな指数関数の微分になります。
(3)
となる合成関数なので
となります。
これを少し変わった方法で微分するとと書けるから
したがって
となります。微分の結果が違うように見えますが、対数の計算法則より
となることと前述よりなので、
となり、同じ結果であることがわかります。
Share: