「直線の交点と点を通る直線の方程式を求めよ。」
このような問題はどのように解けばよいでしょうか?
直線との交点は連立方程式によって求めることができます。連立方程式は
となります。
この連立方程式を解いて直線の方程式を求める方法と解かずに求める方法で問題を解いてみます。
1. 連立方程式を解く
求める直線はの2点を通るので、2点を通る直線の方程式を求める公式
より、
と求めることができます。
直線と同様に一般形で書けば
となります。
2. 連立方程式を解かない
実数をもちいてを計算すると
(1.で求めた直線の交点の座標を代入すれば成り立つことから、確かに少なくとも直線の交点を通る直線の方程式であることがわかります。)
となります。整理すれば
となり、直線の方程式の形になります。
(1.で求めた直線の交点の座標を代入すれば成り立つことから、確かに少なくとも直線の交点を通る直線の方程式であることがわかります。)
また、点を通れば求める直線の方程式となるためを代入しての値を求めます。
したがって、求める直線の方程式は
となります。
1.と同様に一般形で書けば
1.と同様に一般形で書けば
となります。
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