2次方程式の解を平方根として求めることができます。
ある数AAを2乗して数BBとなる、すなわちA2=BA2=Bという式が成り立つとき、BBからみてAAはBBの平方根となります。
2次方程式は上記のA2=BA2=Bのように何らかの数AAの2乗と定数BBを等号で結んだ形に変形することができるので、BBに着目してBBの平方根という形でAAを導き出します。
例えば、2次方程式
このことからxxは44の平方根であり、それがx2=4x2=4の解となります。
x2=4x2=4
の場合、x2x2が何らかの数AAの2乗、44が定数BBにあたります。
このことからxxは44の平方根であり、それがx2=4x2=4の解となります。
44の平方根は−2−2と22なので、解は
x=−2,2x=−2,2
あるいは複号をもちいた書き方で
x=±2x=±2
となります。
x=−2,2x=−2,2もx=±2x=±2も「(方程式を成り立たせる)xxの値は−2−2と22である」という意味です。−2−2と2それぞれにx=をつけて書く場合は
x=−2またはx=2
となります。なぜなら、2次方程式x2=4が成り立つのはxに−2か2のどちらか一方の値を代入したときだからです。
2次方程式の解を平方根として求めるので√ が現れる場合もあります。
例えば、2次方程式
例えば、2次方程式
2x2−36=0
を解くには、移項して
2x2=36
とし、さらに両辺を2で割って
x2=18
のように左辺にx2、右辺に定数項がある形にすると、解は18の平方根となることがわかります。
18の平方根は−√18と√18なので、解は
x=±√18
ですが、18=2×32より√18=3√2とより小さい数をもちいた簡単な書き方があるので、解は
x=±3√2
と書くようにします。
x2+4x−6=0
のように1次の項が含まれる2次方程式の場合は平方完成を利用します。
x2+4x−6を平方完成すると
x2+4x−6=(x2+4x)−6={(x2+4x+4)−4}−6={(x+2)2−4}−6=(x+2)2−10
となるので、2次方程式は
(x+2)2−10=0
と書けます。さらに移項すれば
(x+2)2=10
となります。
この式より、何らかの数Aにあたるのはx+2で、これは定数Bにあたる10の平方根であることがわかります。
10の平方根が−√10と√10であることより
10の平方根が−√10と√10であることより
x+2=±√10
と書けます。これをxについて解けば
x=−2±√10
となります。これは他の書き方で
x=−2−√10,−2+√10
や
x=−2−√10またはx=−2+√10
とも書けます。
2次方程式の解を平方根として求めるとき、x2=0や(x−3)2=0のように何らかの数Aに当たるものが0の平方根となる場合があります。この場合の2次方程式の解はただ1つとなり、この解のことを重解といいます。
任意の2次方程式ax2+bx+c=0(a,b,c:定数、a≠0)をこの方法で解くと
ax2+bx+c=0x2+bax+ca=0(x2+bax)+ca=0[{x2+bax+(b2a)2}−(b2a)2]+ca=0{(x2+bax+b24a2)−b24a2}+ca=0(x2+bax+b24a2)−b24a2+ca=0(x2+bax+b24a2)−b2−4ac4a2=0(x+b2a)2−b2−4ac4a2=0(x+b2a)2=b2−4ac4a2x+b2a=±√b2−4ac2ax=−b2a±√b2−4ac2ax=−b±√b2−4ac2a
となり、これが2次方程式の解の公式となります。
Share: