ですが、直線llと平面ααが垂直であることは、平面αα上の2本の直線が直線llと垂直に交わっていることがわかれば示すことができます。
これは以下のような方法で示すことができます。
直線llは平面αα上の平行でない2直線m,nm,nとそれぞれm,nm,nの交点OOで垂直に交わっているものとします。
直線mm上にOA=OBOA=OBとなるように2点A,BA,Bを、直線nn上にOC=ODOC=ODとなるように2点C,DC,Dをとります。
直線mm上にOA=OBOA=OBとなるように2点A,BA,Bを、直線nn上にOC=ODOC=ODとなるように2点C,DC,Dをとります。
△OAC△OACと△OBD△OBDに着目すると、
このことから∠OAC=∠OBD∠OAC=∠OBDであり、これらは錯角なのでAC//BDAC//BDです。…①
また、AC=BDAC=BDです。…②
- 仮定よりOA=OBOA=OB
- 同様に仮定よりOC=ODOC=OD
- 対頂角は大きさが等しいので∠AOC=∠BOD∠AOC=∠BOD
このことから∠OAC=∠OBD∠OAC=∠OBDであり、これらは錯角なのでAC//BDAC//BDです。…①
また、AC=BDAC=BDです。…②
△POA△POAと△POB△POBに着目すると
このことからPA=PBPA=PBです。…③
- 仮定よりOA=OBOA=OB
- 同様に仮定よりOP⊥ABOP⊥ABであり、すなわち∠POA=∠POB=90°∠POA=∠POB=90°
- 共通の辺なのでOP=OPOP=OP
このことからPA=PBPA=PBです。…③
同様にして△POC≡△POD△POC≡△PODであることがわかり、PC=PDPC=PDです。…④
今度は△PAC△PACと△PBD△PBDに着目すると、②、③、④より3組の辺がそれぞれ等しいので合同であることがわかります。
このことから∠PAC=∠PBD∠PAC=∠PBDです。…⑤
このことから∠PAC=∠PBD∠PAC=∠PBDです。…⑤
ここで、点OOを通るm,nm,n以外の平面αα上の直線xxを引くと、これはACACとBDBD、またはADADとBCBCのいずれかと交わることになります。
まずは直線xxがAC,BDAC,BDと交わる場合を考え、それぞれの交点をE,FE,Fとします。
まずは直線xxがAC,BDAC,BDと交わる場合を考え、それぞれの交点をE,FE,Fとします。
△OAE△OAEと△OBF△OBFに着目すると
このことからAE=BFAE=BF…⑥、
OE=OFOE=OFです。…⑦
- 仮定よりOA=OBOA=OB
- ①より∠OAC=∠OBD∠OAC=∠OBD、すなわち∠OAE=∠OBF∠OAE=∠OBF
- また、①より錯角は等しいので∠OEA=∠OFB∠OEA=∠OFB
このことからAE=BFAE=BF…⑥、
OE=OFOE=OFです。…⑦
今度は△PAE△PAEと△PBF△PBFに着目すると
このことからPE=PFPE=PFです。…⑧
- ③よりPA=PBPA=PB
- ⑤より∠PAC=∠PBD∠PAC=∠PBD、すなわち∠PAE=∠PBF∠PAE=∠PBF
- ⑥よりAE=BFAE=BF
このことからPE=PFPE=PFです。…⑧
最後に△POE△POEと△POF△POFに着目すると
このことから∠POE=∠POF∠POE=∠POFです。
- ⑦よりOE=OFOE=OF
- ⑧よりPE=PFPE=PF
- 共通の辺なのでOP=OPOP=OP
このことから∠POE=∠POF∠POE=∠POFです。
ところで、∠EOF=180°∠EOF=180°かつ∠EOF=∠POE+∠POF∠EOF=∠POE+∠POFです。
したがって、∠POE=∠POF=90°∠POE=∠POF=90°となります。
したがって、∠POE=∠POF=90°∠POE=∠POF=90°となります。
直線xxがAD,BCAD,BCと交わる場合でも△OAD≡△OBC△OAD≡△OBCを示すところから同様の方法で∠POE=∠POF=90°∠POE=∠POF=90°を導くことができます。
直線xxは直線llと交わる平面αα上の直線m,nm,n以外の任意の直線なので、上で導かれたことは「直線llが平面αα上の2直線と垂直に交わっているとき、直線llは平面αα上のどの交わる直線とも垂直である」ということを意味します。
すなわち、上記の直線と平面の垂直の定義を満たしているということなので、直線llと平面ααは垂直であることがわかります。
すなわち、上記の直線と平面の垂直の定義を満たしているということなので、直線llと平面ααは垂直であることがわかります。
以上のことから直線llと平面ααが垂直であることは、直線llと平面ααが交わっていて、かつその交点を通る平面αα上の異なる2本の直線がそれぞれ直線llと垂直に交わっていることともいうことができます。
このことから、直線llに垂直な平面αα上の任意の直線もまた直線llに垂直であるといえ、平面αα上の平行でない2本の直線が平面αα上にない直線llと垂直であるとき、直線llと平面ααは垂直であるといえます。
さらに、同一平面上になく交わることのない2本の直線の位置関係をねじれの位置にあるというため、直線llと平面ααとの交点を通らない平面αα上の任意の直線は直線llに垂直であると同時に直線llとねじれの位置にあるともいえます。
直線llと平面ααとの交点を通る平面αα上の直線というのは互いに交点を中心に回転移動した直線であるといえます。
このことから、直線llに垂直な平面ααは直線llに直交する直線を直線llを軸として回転させたときにできる平面であるといえます。
このことから、直線llに垂直な平面ααは直線llに直交する直線を直線llを軸として回転させたときにできる平面であるといえます。
(2025/2)内容を修正しました。
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