上の数はどんな値をもつでしょうか?
この数は無限にの乗を繰り返しています。
括弧を使うとこの数の構造がわかりやすくなるでしょうか?
この数はテトレーションと極限をもちいればと書けます。
この数をとおくとの指数部分もとおけるので
と書けます。
なので
なので
両辺の対数をとって
これを満たすのはです。どちらも適する値なのでしょうか?
そこで、であることに着目します。
なので指数関数の大小関係より
なので
なので
このようにを追加していくとに限りなく近づいていきますが、より小さいままです。
なので指数関数の大小関係より
したがって、この作業を無限に繰り返すとに収束するということなのでに適する値はです。
すなわち、
すなわち、
であるということがわかります。
ちなみに、は両辺を2乗すると
となります。
この方程式の解はと共通の解をもちます。
外部リンク:テトレーション - Wikipedia
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