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2022年1月20日

sin(23°+111°)をxで表すと?

sin23°+sin67°=xとするとき、sin(23°+111°)xの式で表せ。」

このような問題はどのように考えればよいでしょうか?

 この問題は三角関数の性質、相互関係、倍角の公式を駆使して解きます。

 まずはsin23°+sin67°=xの方から考えます。
三角関数の性質sin(90°θ)=cosθより、
θと90°-θの三角関数
67°=90°23°なので、
(1)sin23°+sin67°=sin23°+cos23°=x
となります。
sin(23°+111°)の方は、
sin(23°+111°)=sin134°
なので、三角関数の性質sin(180°θ)=sinθより、
θと180°-θの三角関数
134°=180°46°なので
(2)sin(23°+111°)=sin46°
となります。
(1)の両辺を2乗すると
sin223°+2sin23°cos23°+cos223°=x2
ここでsin2θ+cos2θ=1なので、
1+2sin23°cos23°=x22sin23°cos23°=x21
2倍角の公式sin2θ=2sinθcosθより
(3)sin(2×23°)=sin46°=x21
(2),(3)より
sin(23°+111°)=x21
と求めることができます。
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