この5つの三角形の内角のうち、五角形に隣接している内角(赤と緑で示した角)は五角形の外角でもあります。
外角1つの大きさの求め方は
\[(外角)=180°-(内角)\]
なので、五角形のそれぞれの外角1組分の和は
\[(外角)=180°-(内角)\]
なので、五角形のそれぞれの外角1組分の和は
\[(外角の和)=180°×5-(内角の和)\]
となります。五角形の内角の和は540°なので赤で示した外角の和は
\begin{align*}(赤の外角の和)&=180°×5-540°\\
\\ &=900°-540°\\ \\ &=360°\end{align*}
であるとわかります。
また、頂点が共通している外角同士は対頂角なので大きさが等しく、緑で示した外角の和も$360°$であるとわかります。
このことから、星型五角形の先端部分の角度の和は5つの三角形の内角の和から赤と緑の角度の和を引けば良いので
\begin{align*}180°×5-(360°+360°)&=900°-720°\\ \\ &=180°\end{align*}
となるため、星型五角形の先端部分の角度の和が$180°$であることがわかります。
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