という負の分数についているマイナスは、分母と分子のどちらについているものと考えればよいのでしょうか?
はにを掛けたものと考えることができるので
と書くことができます。
また、分数の掛け算より
となります。
なので、のとき
からとなり、マイナスは分子についていたものと考えることができます。
ここでについても考えてみます。
これにを掛けてみます。なので掛けてもと値は変化しません。
のまま分数の掛け算
にしたがって計算すると、
となります。
このことからと書けるため、マイナスは分母についていたものとも考えることができるということになります。
すなわち、負の分数のマイナスがついているのは分母と分子どちらでも構わないことがわかります。
(2024/5)微修正しました。
Share: