(1)$\large y\geqq -2x+3$
(2)$\large y<x^2+4x+1$
(3)$\large x^2+y^2<4$」
(1)$y\geqq -2x+3$
まずは$y=-2x+3$のグラフを描きます。
$y\geqq-2x+3$はyの値が$-2x+3$以上、すなわち直線上の点とy座標が同じかより大きい点が存在する部分ということなので、$y\geqq-2x+3$の示す領域は上図の赤い部分となります。また、境界となる直線$y=-2x+3$も含まれます。
(2)$y<x^2+4x+1$
(1)と同様に$y=x^2+4x+1$のグラフを描きます。
$y<x^2+4x+1$はyの値が$x^2+4x+1$より小さい、すなわち曲線上の点よりy座標が小さい点の存在する部分ということなので、$y<x^2+4x+1$の示す領域は上図の緑の部分となります。ただし、境界となる曲線$y=x^2+4x+1$は含みません。
$y>f(x)$のようにyについての不等式で表される領域は$y=f(x)$上の点よりy座標が大きい部分か小さい部分となります。不等式に使われている不等号が等号付き不等号のときに境界となる$y=f(x)$が領域に含まれます。
(3)$x^2+y^2<4$
yについての不等式でない場合は図形的に考えます。
したがって、$x^2+y^2<4$は原点$(0,0)$からの距離が$2$未満となる点が存在する部分なので、$x^2+y^2<4$の示す領域は上図の青い部分となります。ただし、境界となる円$x^2+y^2=4$は含みません。
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