初項$a$、公比$r$の等比数列の初項から第$n$項までの和は $r=1$のとき \[\large na\] $r\neq1$のとき \[\large\frac{a(1-r^n)}{1-r}\ \text{or}\ \frac{a(r^n-1)}{r-1}\] で求めることができます。 なぜこれらの式で等比数列の和が求められるのでしょうか?
初項$a$、公差$d$の等差数列の初項から第$n$項までの和は \[\large\frac{n}{2}\bigl\{2a+(n-1)d\bigr\}\] 初項$a$から末項$l$までの$n$個の項の和は \[\large\frac{n}{2}(a +l)\] で求めることができます。 なぜこれらの式で等差数列の和が求められるのでしょうか?
数列とは、数を一列に並べたものです。 例えば、 \[1,2,3,4,5,\cdots\] という自然数を小さい順に並べた数列や \[2,-4,8,-16,32,\cdots\] という$2$に$-2$を掛けた回数の小さい順に並べた数列があります。
四角形が以下の5つの中のいずれか1つの性質をもつとき、その四角形は平行四辺形となります。 2組の対辺がそれぞれ平行 2組の対辺の長さがそれぞれ等しい 2組の対角の大きさがそれぞれ等しい 1組の対辺が平行かつ長さが等しい 対角線が互いの中点で交わる これらの四角形の性質のことを平行四辺形の成立条件といいます。 上記のいずれかの性質をもつ四角形が本当に平行四辺形となるかを確かめてみます。