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2025年3月2日

台形とは?

台形
 台形とは、少なくとも1組の対辺が平行である四角形のことです。

台形の平行な対辺のことを底辺といい、一方を上底、もう一方を下底と呼びます。
底辺でないもう1組の対辺のことを(読みは「あし」ではなく「きゃく」)といい、これが平行な台形のことを平行四辺形といいます。

台形の脚の両端の内角の和は180°
 台形の脚の両端の内角の和は180°180°となります。
これは以下のような方法で確かめることができます。
台形の脚の両端の内角の和は180° 証明
 AB//CDAB//CDである台形ABCDABCDの上底ABABを延長し、頂点AAの側の延長上に点EE、頂点BBの側の延長上に点FFをとります。
すると、AB//CDAB//CDより錯角が等しいのでD=DAED=DAEです。
ところで、DAEDAEは内角AAの外角なのでDAE+A=180°DAE+A=180°が成り立ちます。
したがって、脚ADADの両端の内角A, DA, Dの和はA+D=180°A+D=180°となることがわかります。
同様にして脚BCBCの両端の内角B,CB,Cの和についてもB+C=180°B+C=180°が成り立つことがわかります。

台形の面積の公式
 台形の面積は
{(上底)+(下底)}×(高さ)÷2{()+()}×()÷2(1)
で求めることができます。高さは一方の底辺上の点からもう一方の底辺(またはその延長)へおろした垂線の長さです。
合同な台形を2つつなぎ合わせると平行四辺形になる
 上図のように合同な台形2つを対応する脚でつなぎ合わせると平行四辺形ができます。
できた平行四辺形の面積は{(上底)+(下底)}×(高さ){()+()}×()で求めることができ、これは台形の面積の2倍なので、台形の面積が(1)(1)で求められることがわかります。

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