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2021年11月17日

する数 される数 どっち?

 例えば足し算には足す数と足される数というものがありますが、どちらが足す数、足される数なのでしょうか?

左が足される数、右が足す数
 足す数は”+”の右の数、足される数は”+”の左の数のことです。
これは引き算、掛け算、割り算と四則演算共通で演算記号(+、-、×、÷)の左がされる数右がする数となります。

 左の数を計算する前からあった数であると考えると、演算記号と右の数は計算のために後から持ってきたものであると考える事ができます。
すなわち、右の数は計算するための数、左の数はそれを受ける立場なので計算される数ということになります。

 する数、される数というのはあまり登場はしませんが、する数の方は直前の演算記号とセットになっていると意識しておくと、$7-3+2\Rightarrow7-(3+2)$や$6÷3×2\Rightarrow6÷(3×2)$のように引き算や割り算の記号と引く数や割る数を切り離して()内を先に計算してしまうことによる計算ミスを防ぐことができるかもしれません。

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