べき乗、特にの正の整数乗というのは、にを指数の回数分掛けることを意味します。
となります。
関連:指数の計算法則
では、指数が減る場合を考えてみます。
また、先ほどの指数の計算法則に照らし合わせればのとき、すなわちを掛けた場合であると考えることができます。ここで、の負の数乗が登場します。
の逆数を掛けても、を掛けても指数がだけ減ると考えることができる、すなわち
であるから、はの逆数に等しいことがわかります。
同様に指数がだけ減る場合を考えればの逆数はであるということができます。これによって、の負の数乗がどんな数かがわかるようになりました。
の逆数はであること、互いに逆数の関係にある2数の積はになることと上の指数の計算法則から、
となり、0乗はになることが導けます。
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