Loading web-font TeX/Main/Regular
横画面推奨!
モバイル機器の場合、数式が見切れる場合があります。

2022年8月21日

互いに素とは?

 互いに素とは、整数においては2つの数の関係性に関する言葉で最大公約数が1であることです。
最大公約数が1というのは、2つの数を素因数分解したとき共通する素因数が1つもないことを意味します。
 異なる2つの素数は必ず互いに素です。
素数以外では、例えば3536はそれぞれ素因数分解すると
\begin{align*}35&=5\times7\\[0.5em]36&=2^2\times3^2\end{align*}
となり、共通する素因数が1つもないので互いに素となります。

また、互いに素な2数をそれぞれ累乗しても共通する素因数が現れることはないので、2整数ABが互いに素ならA^mB^n\ (m,n:0以上の整数)A^mBAB^nもまた互いに素となります。

 非負整数において、10以外のすべての整数は必ず最大公約数は1になります。したがって、10以外のすべての整数は互いに素であるといえます。

00以外のどの整数でも割り切れてしまうので、互いに素といえるのは1だけです。


Share:
share
◎Amazonのアソシエイトとして、当サイト「数学について考えてみる」は適格販売により収入を得ています。
Powered by Blogger.

PR

blogmura_pvcount
ブログランキング・にほんブログ村へ