赤く示した角の大きさの和は1本の補助線を引くことで求めることができます。
上図のように補助線を引くと大きな三角形とその内部に1つの頂点のみで接する2つの三角形ができます。内部の三角形の一方には、4つの赤く示した角のうちの2つが内角として含まれています。
この対頂角の関係にある内角の大きさをとおきます。
すると、一方の三角形の内角である2つの赤く示した角の大きさの和は、三角形の内角の和より
すると、一方の三角形の内角である2つの赤く示した角の大きさの和は、三角形の内角の和より
と表すことができ、同様にもう一方の三角形の以外の緑色で示した角の大きさの和も
と表すことができます。
したがって、内部の三角形の赤く示した角の大きさの和と緑色で示した角の大きさの和は等しいことがわかります。
このことを利用すると、和を求める4つの角のうち内部の三角形の赤く示した角2つを緑色で示した角2つに、和を変えることなく置き換えることができます。
上図のように内部の三角形以外の赤く示した角と緑色で示した角はすべて大きな三角形の内角の一部または全部であり、求める角の大きさの和は大きな三角形の内角の和に等しいことがわかります。
上図のように内部の三角形以外の赤く示した角と緑色で示した角はすべて大きな三角形の内角の一部または全部であり、求める角の大きさの和は大きな三角形の内角の和に等しいことがわかります。
したがって、求める赤く示した角の大きさの和はとなります。
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