2通りの方法で求めてみます。
長方形の2辺の比から求める
この2つの長方形が相似であるということは上記の比が等しいということなので
x:y=y:x2x:y=y:x2
が成り立ちます。これをxxについて解くと
x22=y2x2=2y2x=√2y(∵x>y>0)x22=y2x2=2y2x=√2y(∵x>y>0)
したがって、長方形の2辺の比は
x:y=√2y:y=√2:1x:y=√2y:y=√2:1
であるとわかります。
相似な図形の面積比から求める
したがって、元の長方形と切り分けてできた長方形の面積比は2:12:1なので、相似比は√2:1√2:1となります。
このことから、元の長方形の長辺の長さを√2√2とすると切り分けてできた長方形の長辺の長さは11となります。
このことから、元の長方形の長辺の長さを√2√2とすると切り分けてできた長方形の長辺の長さは11となります。
ところで、切り分けてできた長方形の長辺の長さは元の長方形の短辺の長さでもあるので、この長方形の2辺の比は√2:1√2:1であることがわかります。
この長方形の2辺の比はA判、B判という紙の規格に使用されています。
A判の最大サイズはA0の1189[mm]×841[mm]1189[mm]×841[mm]で、この2辺の比は
A判の最大サイズはA0の1189[mm]×841[mm]1189[mm]×841[mm]で、この2辺の比は
1189:841=1189841:1≒1.4138:1≒√2:11189:841=1189841:1≒1.4138:1≒√2:1
B判の最大サイズはB0の1456[mm]×1030[mm]1456[mm]×1030[mm]で、この2辺の比は
1456:1030=14561030:1≒1.4136:1≒√2:1
となり、どちらも√2:1に近い2辺の比を持つため、ほぼ元の紙の縦横比を維持したまま半分に切り分けていくことができます。(√2=1.41421356⋯)
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