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2025年12月21日

0.999…と1は等しい?

 小数点以下に$9$が無限に続く$0.999\cdots$(循環小数の記法では$0.\dot{9}$)と$1$が等しいのは本当でしょうか?
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2025年12月4日

アポロニウスの定理とは?(アポロニウスの円)

アポロニウスの円
 アポロニウスの定理とは、
2つの定点$\text{A}, \text{B}$からの距離の比が$m:n$(ただし、$m\neq n$)となる点$\text{P}$をとると、点$\text{P}$は線分$\text{AB}$の内分点と外分点を直径の両端とする円周上にある
という定理のことです。
線分$\text{AB}$の内分点と外分点を直径の両端とする円のことをアポロニウスの円といいます。

ちなみに、アポロニウスの定理というと中線定理のことを指す場合もあります。

これが成り立つことを確かめてみます。

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2025年12月3日

三角形の内角・外角の二等分線の定理の逆

 三角形の内角・外角の二等分線と線分の比とは以下のようなものです。
三角形の内角・外角の二等分線と線分の比
$△\text{ABC}$の内角$∠\text{A}$の二等分線と辺$\text{BC}$との交点を$\text{D}$、$∠\text{A}$の外角$∠\text{CAP}$の二等分線と辺$\text{BC}$の延長との交点を$\text{E}$とすると
\[\text{AB}:\text{AC}=\text{BD}:\text{CD}=\text{BE}:\text{CE}\]
これの定理の逆として以下が成り立ちます。
$△\text{ABC}$の辺$\text{BC}$を$\text{AB}:\text{AC}$に内分する点を$\text{D}$、外分する点を$\text{E}$とすると、直線$\text{AD}, \text{AE}$はそれぞれ内角$∠\text{A}$とその外角の二等分線となる。
これが成り立つことを確かめてみます。
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2025年12月1日

九点円の中心はどこにある?

九点円の中心は三角形の垂心と外心を結ぶ線分の中点
 九点円の中心は三角形の垂心と外心を結ぶ線分の中点にあります。
このことを確かめてみます。
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2025年11月27日

定点と相似

定点と相似
 $△\text{ABC}$と定点$\text{P}$を考えます。
直線$\text{AP}, \text{BP}, \text{CP}$上にそれぞれ$\text{AP}:\text{DP}=\text{BP}:\text{EP}$$=\text{CP}:\text{FP}=m:n$となるように点$\text{D}, \text{E}, \text{F}$をとります。
このとき、3点$\text{D}, \text{E}, \text{F}$はそれぞれ定点$\text{P}$に関する点$\text{A}, \text{B}, \text{C}$との位置関係が一致するようにとります。(例えば、点$\text{D}$が定点$\text{P}$に関して点$\text{A}$と同じ側にあるならば点$\text{E}, \text{F}$もそれぞれ同じ比で点$\text{B}, \text{C}$と同じ側にとります。)

すると、$△\text{DEF}$は$△\text{ABC}$と相似になります。

このことを確かめてみます。
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2025年11月19日

九点円とは?

九点円
 九点円とは、三角形の3辺の中点、各頂点から対辺またはその延長への垂線の足、各頂点と垂心を結ぶ線分の中点の9点を通る円のことです。オイラー円フォイエルバッハ円とも呼ばれます。
三角形にはこの円が必ず存在することを確かめてみようと思います。
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2025年11月2日

三角形の3辺の長さと内接円の半径

 三角形の内接円の半径は3辺の長さから以下のように求めることができます。
3辺の長さが$a,b,c$の三角形の内接円の半径$r$は
\[\large r=\frac{\sqrt{(a+b+c)(-a+b+c)(a-b+c)(a+b-c)}}{2(a+b+c)}\]
特に、斜辺の長さが$a$で他の2辺の長さが$b,c$の直角三角形の内接円の半径$r$は
\[\large r=\frac{b+c -a}{2}\]
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2025年10月10日

指数方程式の例題8問 発展編

「次の指数方程式の実数解を求めよ。
(1)$\large3^x=\dfrac{9}{3^{2x}}$

(2)$\large5^{3x}=625\cdot5^x$

(3)$\large4^x-64=3\cdot\bigl(-4^x\bigr)$

(4)$\large\bigl(\sqrt[4]{2}\bigr)^x=8$

(5)$\large3^x-9^x=72$

(6)$\large\dfrac{2^x}{18}=\dfrac{2}{3^x}$

(7)$\large\dfrac{27}{25}\cdot5^x=5\cdot3^x$

(8)$\large\dfrac{9^x+25^x}{2}=15^x$」
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0.999…と1は等しい?

 小数点以下に$9$が無限に続く$0.999\cdots$(循環小数の記法では$0.\dot{9}$)と$1$が等しいのは本当でしょうか?

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