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2023年5月24日

床関数と天井関数

床関数

 \lfloor x\rfloor[x]と書き表される関数を床関数といいます。[x][\ ]は単なる括弧ではなく、床関数を表すものとしてガウス記号と呼ばれます。
床関数\lfloor x\rfloorの値は整数nをもちいて以下のように決まります。
実数xn\leqq x<n+1の範囲にあるとき
\lfloor x\rfloor=n
すなわち、実数x以下の最大の整数が床関数\lfloor x\rfloorのとる値となります。

この値の決め方は整数部分と同じです。したがって、床関数\lfloor x\rfloorは実数xの整数部分であるともいえます。
また、実数xの小数部分は床関数\lfloor x\rfloorをもちいてx-\lfloor x\rfloorと書けます。

床関数y=[x]
床関数のグラフは上のようになります。

天井関数

 \lceil x\rceilと書き表される関数を天井関数といいます。
天井関数\lceil x\rceilの値は整数nをもちいて以下のように決まります。
実数xn<x\leqq n+1の範囲にあるとき
\lceil x\rceil=n+1
すなわち、実数x以上の最小の整数が天井関数\lceil x\rceilのとる値となります。
天井関数y=ceil(x)
天井関数のグラフは上のようになります。

 床関数と天井関数のグラフを比較すると、互いのグラフは原点を中心に180°回転したものであることがわかります。したがって、
\begin{align*}\lfloor x\rfloor&=-\lceil-x\rceil\\[0.5em]\lceil x\rceil&=-\lfloor-x\rfloor\end{align*}
が成り立ちます。
また、\lfloor x\rfloor=\lceil x\rceilが成り立つのはxが整数のときです。xが整数以外のときは\lfloor x\rfloor<\lceil x\rceilとなります。
すなわち、すべての実数x\lfloor x\rfloor\leqq\lceil x\rceilが成り立ちます。

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