平行四辺形$ABCD$の対角線$AC,BD$の交点$E$がそれぞれの対角線の中点になることを証明してみます。
図 平行四辺形 |
平行四辺形の対辺は等しいので
\begin{equation}AB=CD\end{equation}
また、この2辺は平行で錯角は等しくなるので
\begin{align}\angle ABE&=\angle CDE\\[1em]\angle BAE&=\angle
DCE\end{align}
$(1),(2),(3)$より1組の辺とその両端の2組の角が等しいので、$△ABE$と$△CDE$は合同です。
このことから、
\begin{align*}AE&=CE\\[1em]BE&=DE\end{align*}
となるので、平行四辺形の対角線は中点で交わることが証明できました。
$△DAE$と$△BCE$について考えたときも同じ方法で証明することができます。
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