点\text{P}を通る直線lの垂線を定規とコンパスを使って作図する方法を、点\text{P}が直線l上にある場合とない場合の2通り紹介します。
点\text{P}が直線l上にあるとき
1.
円弧と直線lとの交点を\text{A, B}とします。すると、線分\text{AB}の中点は\text{P}となります。
2.
垂直二等分線は点\text{P}を通る直線lの垂線となります。
このように直線l上の点\text{P}を通る垂線は、点\text{P}を中点とする線分\text{AB}をつくり、その垂直二等分線として作図します。
点\text{P}が直線l上にないとき
1.
2.
垂直二等分線は点\text{P}を通る直線lの垂線となります。
直線l上にない点\text{P}を通る垂線は、二等辺三角形の性質を利用して作図します。
3点\text{A, B, P}を結んでできる△\text{PAB}は\text{PA}=\text{PB}である二等辺三角形なので、底辺\text{AB}の垂直二等分線は頂点\text{P}を通ります。
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