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2024年3月11日

長方形の面積と対角線の長さから1辺の長さを求める

面積60、対角線13の長方形の長辺の長さは?
「長方形の面積が60、対角線の長さが13であるとき、この長方形の長辺の長さを求めよ。」

面積60の長方形ABCD
 問題の長方形を長方形\text{ABCD}とし、辺\text{AB, CD}の長さをa、辺\text{BC, DA}の長さをbとおきます。
すると、長方形\text{ABCD}の面積は60なので
\begin{equation}ab=60\end{equation}
と式を立てることができます。
斜辺13の直角三角形ABC
 次に、対角線\text{AC}を引くと問題の条件よりこの長さが13となります。
また、このときできる△\text{ABC}∠\text{ABC}が直角の直角三角形なので、三平方の定理より
\begin{align*}\text{AB}^2+\text{BC}^2&=\text{AC}^2\\[0.5em]a^2+b^2&=13^2=169\tag2\end{align*}
が成り立ちます。

 (1), (2)を連立してこれらを満たすa, bを求めます。
(a+b)^2について考えると
\begin{align*}(a+b)^2&=a^2+2ab+b^2\\[0.5em]&=(a^2+b^2)+2\cdot ab\\[0.5em]&=169+2\cdot60&(\because (1), (2))\\[0.5em]&=289\end{align*}
となります。
両辺の平方根をとると289=17^2であること、a>0, b>0よりa+b>0であることより
a+b=17\tag3
であることがわかります。
(3)を変形するとb=17-aとなるので、これを(1)に代入すると
\begin{align*}a(17-a)&=60\\[0.5em]17a-a^2&=60\\[0.5em]a^2-17a+60=0\\[0.5em]a^2-(5+12)a+5\cdot12&=0\\[0.5em](a-5)(a-12)&=0\\[0.5em]a=5, 12\end{align*}
と2次方程式よりaの値が求まります。
もちろん、解の公式をもちいて
\begin{align*}a&=\frac{-(-17)\pm\sqrt{(-17)^2-4\cdot60}}{2}\\[0.5em]&=\frac{17\pm\sqrt{49}}{2}\\[0.5em]&=\frac{17\pm7}{2}\\[0.5em]&=5, 12\end{align*}
と求めることもできます。
それぞれの場合におけるbの値を求め、どちらが長辺となるのかを調べます。

a=5のとき

 b=17-aよりb=12なので、長辺の長さは12であることがわかります。

a=12のとき

 b=17-aよりb=5なので、長辺の長さは12であることがわかります。

以上より、どちらも場合でも長方形の長辺の長さは12であることがわかります。

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